総合型選抜に興味を持ち始めたとき、多くの高校生や保護者の方が気になるのが、
「いつ頃から準備を始めればいいのか」
という点だと思います。
一般入試のように、「高3になったら受験勉強を本格化する」というイメージで考えていると、総合型選抜では少し苦戦することがあります。
なぜなら、総合型選抜は“短期間で完成する入試”ではないからです。
もちろん、高3から準備を始める人もいます。
ただ実際には、
- 自分の興味を整理する
- 志望理由を深める
- 経験を振り返る
- 言葉にしていく
といった準備には、ある程度時間が必要になります。
今回は、「いつから、どんな準備をしていくのか」を簡単に整理してみます。
高3から急に始めると大変なことも
総合型選抜では、
- 志望理由書
- 面接
- 活動報告
- 自己PR
などが必要になることが多くあります。ただ、これらは“その場で急に作れるもの”ではありません。
例えば志望理由書でも、「なぜその大学なのか」を考えるためには、
- 自分が何に興味を持っているのか
- 将来どんなことを学びたいのか
- どんな経験をしてきたのか
を整理していく必要があります。
そのため、高3の夏に急に始めると、「何を書けばいいか分からない」という状態になってしまうことも少なくありません。
高1・高2でできること
とはいえ、「高1から特別な活動をしなければいけない」というわけではありません。
大切なのは、“自分の興味や経験を少しずつ広げていくこと”です。
例えば、
- 気になる分野について調べてみる
- オープンキャンパスに行ってみる
- 学校の探究活動に取り組む
- 本を読む
- ニュースを見る
- 自分の考えを持つ
こうした積み重ねが、後から志望理由書や面接につながっていきます。
「活動実績を増やさなきゃ」と焦りすぎなくて大丈夫
総合型選抜というと、
- ボランティア
- 生徒会
- 資格
- 留学
など、“すごい実績”をイメージする人も多いです。
もちろん、それらが強みになることはあります。ただ、大学側は、「何をしたか」だけではなく、
- なぜ取り組んだのか
- 何を感じたのか
- どんなことを考えたのか
も見ています。そのため、焦って活動を増やすよりも、自分なりに考える経験を積み重ねることの方が大切になる場合もあります。
早めの準備=“考える時間を作ること”
総合型選抜では、「自分は何を学びたいのか」を言葉にしていく必要があります。
だからこそ、早めの準備というのは、“特別な活動を増やすこと”というより、“自分について考える時間を作ること”に近いのかもしれません。
少しずつ準備していくことが大切です
総合型選抜は、学力だけではなく、
- 考え方
- 興味関心
- 学ぶ意欲
なども見られる入試です。そのため、一夜漬けのような準備はなかなか難しい部分があります。
まずは、
- 自分がどんなことに興味を持っているのか
- どんな大学や学部があるのか
を知るところからでも十分です。少しずつ準備を進めていくことが大切になります。
