活動実績がなくても総合型選抜は受けられる?

総合型選抜とは(基礎)

総合型選抜に興味を持ったとき、「特別な実績がないと難しいのでは?」と不安になる高校生は少なくありません。

実際、

  • 生徒会長
  • 留学経験
  • 大会実績
  • ボランティア活動

など、“すごい経歴”を持った人の話を目にすることも多いですよね。

そのため、「自分にはアピールできるものがない…」と感じてしまう人もいます。

では、本当に“活動実績がないと受けられない入試”なのでしょうか。

「実績の大きさ」だけで決まるわけではありません

もちろん、全国大会や留学経験などは強みになることがあります。

ただ、総合型選抜では、「何をしたか」だけではなく、

  • なぜ取り組んだのか
  • その経験から何を感じたのか
  • どんなことを考えるようになったのか

も重要になります。大学側は、“肩書きの大きさ”だけを見ているわけではありません。

日常の経験が志望理由につながることもあります

総合型選抜では、特別な経験だけが評価されるわけではありません。

例えば、

  • 部活動で感じたこと
  • アルバイト経験
  • 学校生活での出来事
  • 趣味や興味関心
  • 家族との経験
  • 読んだ本やニュース

などが、志望理由につながっていくケースもあります。大切なのは、「その経験を通して、自分が何を考えたのか」です。

「実績探し」だけになると苦しくなることも

総合型選抜を意識し始めると、「何か活動を増やさなきゃ」と焦る人もいます。

もちろん、新しい経験に挑戦すること自体は良いことです。

ただ、“受験のためだけに実績を作ろうとする”状態になると、途中で苦しくなってしまうこともあります。

大学側も、「本当に興味を持って取り組んでいるのか」を見ています。

そのため、無理に“立派な経験”を増やすよりも、自分なりに考えながら取り組んできた経験の方が、言葉にしやすい場合もあります。

「自分には何もない」と感じる人ほど、整理が大切

総合型選抜の相談を受けていると、「自分には何もありません」と言う高校生は少なくありません。

ただ、実際に話を聞いてみると、

  • 小さい頃から好きだったこと
  • 気になっている社会問題
  • 部活動で感じた悩み
  • 将来へのぼんやりした興味

など、さまざまな“種”を持っていることがあります。最初から完璧な志望理由を持っている人ばかりではありません。

だからこそ、

  • 自分は何に興味があるのか
  • なぜそう感じるのか
  • どんな経験が今につながっているのか

を整理していくことが大切になります。

総合型選抜は「自分を知る入試」でもあります

総合型選抜では、

  • 学びたいこと
  • 興味関心
  • 考え方
  • 将来への方向性

などを、自分の言葉で伝えていく必要があります。そのため、「すごい実績がある人だけの入試」というより、「自分について考えてきたか」が問われる入試とも言えるかもしれません。