「どちらも中途半端になりそう」で不安な人へ
高校3年生になると、受験方式について考える機会が一気に増えてきます。
その中で、総合型選抜に興味を持ちながらも、
- 一般入試の勉強も続けるべき?
- 総合型に時間を使いすぎて大丈夫?
- 両方やろうとして崩れない?
と悩む人は少なくありません。
たしかに、総合型選抜には、
- 志望理由書
- 面接
- 自己分析
- 活動整理
など、一般入試とは違った準備が必要になります。そのため、「両立は難しいのでは?」と感じる人も多いと思います。
今回は、総合型選抜と一般入試の両立について、少し整理してみます。
「総合型=勉強しなくていい入試」ではありません
まず最初に大切なのは、総合型選抜は、“学力が不要な入試”ではないということです。
もちろん、一般入試のように当日の試験だけで合否が決まるわけではありません。
ただ、多くの大学では、
- 評定平均
- 学習習慣
- 基礎学力
なども見ています。
実際、
- 小論文
- 英語資格
- 基礎学力試験
などが必要になる大学も少なくありません。
つまり、「総合型だから勉強しなくていい」というわけではないのです。
一般入試の勉強が、総合型にもつながることがある
総合型選抜と一般入試は、まったく別の受験方式に見えるかもしれません。
ただ実際には、共通している部分もあります。
例えば、
- 文章を読む力
- 自分で考える力
- 情報を整理する力
- 継続して学ぶ力
などは、どちらの入試でも大切になります。
また、
- 社会問題を調べる
- 大学について調べる
- 興味のある分野を深掘りする
といった経験が、一般入試の学習内容につながることもあります。そのため、「総合型を始めたら一般対策が全部止まる」というわけではありません。
ただし、“何となく両立”は難しい
一方で、計画なしに両立しようとすると、かなり苦しくなることもあります。
総合型選抜では、
- 提出書類
- 面接準備
- 志望理由書
- 課題
などに、思っている以上に時間を使うことがあります。
特に高3の秋以降は、
- 学校
- 一般入試対策
- 総合型準備
が同時進行になりやすく、時間の使い方がかなり重要になります。
そのため、
- いつ総合型に力を入れるのか
- 一般対策をどう維持するのか
を整理しておくことが大切になります。
「総合型一本」にするかは慎重に考えたい
総合型選抜を考え始めると、「一般入試をやめて、総合型一本にした方がいいのかな」と悩む人もいます。
ただ、この判断は簡単ではありません。
大学や入試方式によっても違いますし、
- 現在の学力
- 評定
- 準備状況
- 志望校との相性
などによっても変わってきます。
また、総合型選抜は、“早く結果が出ることもある”一方で、“不合格になる可能性も当然ある”入試です。
だからこそ、「もし不合格だった場合、どう動くか」まで考えておくことが大切になります。
総合型選抜でも、「学び続ける姿勢」は見られている
総合型選抜では、
- 志望理由
- 面接
- 活動内容
などに注目が集まりやすいです。
ただ、大学側はそれだけを見ているわけではありません。
「大学に入った後も、学び続けられるか」という点も見ています。
だからこそ、
- 学校の授業
- 定期テスト
- 基礎学力
を軽視しすぎると、後から苦しくなることもあります。総合型選抜と一般入試は、完全に切り離されたものではないのかもしれません。
大切なのは、「自分に合った受験の形」を考えること
総合型選抜が合う人もいれば、一般入試が合う人もいます。
また、
- 総合型を軸にしながら一般も続ける人
- 一般入試を中心にしながら総合型にも挑戦する人
など、受験の形は一つではありません。
大切なのは、「周りがどうしているか」ではなく、「自分に合った進め方は何か」を考えていくことなのかもしれません。
